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| パラメディック119>ため息現場>緊急性は?困った下り転院搬送 | up data 2008.9.30 |
緊急性は?困った下り転院搬送救急隊が行う例外的な活動のひとつに転院搬送があります。医療機関にいる患者が緊急に他医療機関で専門の処置を必要とする場合、医師からの要請で行うものです。緊迫の転院搬送と言うお話で、私たち救急隊も納得の上り転院搬送のお話をさせていただいています。このお話を読んでいただければ本来の転院搬送の趣旨をご理解いただけると思います。今回のお話は不適切だと思われる転院搬送のお話です。日本全国の消防署が救急車の適正利用を訴えている中、医療従事者ですらこの救急車の利用の仕方…、みなさんはどうお考えになるでしょうか。 「救急要請、○町○丁目、A病院集中治療室からの転院搬送、搬送先はF病院まで、30代女性は専門処置のため、なお医師の同乗はありません」との指令に私たち救急隊は要請先のA病院に向かいました。A病院は3次高度救命救急センターを持つ大病院です。私たちも重傷度・緊急度が高い傷病者を扱った際にはよく運び込む病院です。搬送先のF病院は…?どこだ??聞いたことのない病院です。救急隊員の私が知らないと言うことは救急病院ではないということでしょう。 出場途上 現場到着 傷病者接触 F病院到着、「うつ病 中等症」 帰署途上 この手の転院搬送は非常に多いです。医師が「緊急性と専門処置の必要性」を判断したから転院搬送なのですが、今回のようなケース、不適切であるとしか思えません…。医師が必要と判断しての要請のため、これまで広報活動も難しかったのでしょうが、適正な転院搬送要請を広報する町も出てきました。どこの町にも不適切と思われる転院搬送要請があり、頭を抱えていると言うことです。民間救急車の普及や救急車の適正利用の広報活動でこういった不適切だと思われる転院搬送は減っている傾向にあると感じます。転院搬送にはかなり積極的に民間救急を活用している病院も増えてきました。その一方でいっこうに変らない病院もあります。医療従事者への救急車の適正利用のお願いが必要なのだから、一般市民への救急車の適正利用の呼びかけがいかに難しいか考えさせられます…。 この記事へのご意見・ご感想、追加、修正などなどをお寄せください。かなりひどい救急車要請をする病院や医師の話はけっこう聞くものです。そんなお話も是非とも聞かせてください。パラメディック119ブログ版・救急救命士の待機室にコメントを残すことができます。 この記事に対しての感想やご意見をtwitterやはてなブックマークでつぶやいてください、みなさまからのたくさんのコメントをお待ちしています。
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