救急救命士の仰天現場 パラメディック119~すべては救命のために~

パラメディック119-すべては救命のために-
救急救命士のため息現場報告 case52

パラメディック119救急救命士のため息現場慢性膵炎、病院に行く目的は? up data 2009.11.27

慢性膵炎、病院に行く目的は?

 これまで様々な問題を抱える傷病者のお話を紹介してきました。医療機関のブラックリストに載るような問題を起こす人たち、院内での暴言や暴力、喫煙や飲酒などルールが守れない、治療費を払わないなどなど問題の内容も人それぞれです。中でもやはり救急隊が関わる事が多いのはアルコールに関わる問題を抱えている人たちです。アルコールを起因とする疾患を持った患者とその治療方針を巡る医療機関とのトラブル、それに巻き込まれる救急隊…。今回のお話は救急隊を勤めていれば時々、遭遇するケースです。

 夜の消防署にいつものように出場指令が鳴り響きました。「救急出場、○町○丁目Eさん方、男性は腹痛を訴えているもの、通報は本人」との指令に私たちは消防署を飛び出しました。

 現場到着
Eさんのお宅はかなり古そうな昭和の香りのする木造のアパートでした。ここは受け持ち区域です、すぐに到着できました。

 傷病者接触
隊長「こんばんは、Eさん、ドアを開けますよ」
部屋には男性が立っていました。Eさんのお宅はたいへん散らかっておりあちこちにビールやチューハイ、日本酒の空き瓶などが転がっていました。
隊長「あなたが要請された方ですか?Eさん?」
Eさん「そうです」
隊長「お腹が痛いと伺っているのですが立っていて大丈夫ですか?」
Eさん「ええ、少しくらいなら、急に痛くなってきてしまってね…」
隊長「そうですか、それでは救急車の中で詳しくお話を聞かせてください」
Eさん「ああ、分かった」
傷病者のEさんは50代の男性、意識は清明で歩くこともできる状態でした。この部屋で一人暮らし、仕事はしておらず生活保護で暮らしているとのことでした。男性の一人暮らしの部屋がこのくらい散らかっているのは珍しいことではありません。やはり気になったのはあちこちに転がっている酒の空き缶、空き瓶です。しっかりとした生活をしているとはとても思えません。自力歩行で救急車に乗り込みメインストレッチャー上に横になりました。

 車内収容
隊長「こんな風にお腹が痛くなるのは初めてですか?」
Eさん「いや…実は過去にも何度か同じようなことがあって…また同じような痛みなんだ」
隊長「そうですか、過去にも同じような症状が出たことがあるのですね?ご病気は何ですか?」
Eさん「慢性膵炎」
隊長「慢性膵炎ですか、それはどちらで治療なさっていますか?」
Eさん「いや…今はどこにもかかっていない」
隊長「それは治療をしなくてもよいほどに良くなったと言うことですか?」
Eさん「いや…治ってはいないんだけど…」
言葉を濁すEさん、そんなEさんの呼気からは…
隊長「Eさん、ずいぶんとお酒の臭いがしますけど、今日はどのくらいお飲みになっていますか?」
Eさん「さっき夕食の時にちょっと飲んだんだけだ」
隊長「そのちょっとを教えてくださいよ、これから医療機関に連絡する際にどのくらいお酒を召し上がっているかは必要な情報ですから」
Eさん「ビールを2杯と…その後にウーロンハイを3杯と…それから…」
そうでしょう、ちょっとの量でここまで臭うはずがありません。Eさんはつい先ほどまでかなりの量のお酒を飲んでいました。部屋に転がっていたたくさんの酒の空き缶、空き瓶のうちいくつかはつい先ほど飲んだものなのでしょう。上腹部の痛みが持続的に続いているとの事ですが、痛みには波があるとの事で、Eさんは時々、激痛に顔をゆがめていました。バイタルには特に問題はありませんでした。
隊長「ねえEさん、お医者さんにお酒は飲んだらいけないって言われていませんか?膵炎の方がアルコールを飲んだらいけないって」
Eさん「言われてる…」
隊長「そうでしょう…それでは以前にこんな風に腹痛になった時も今みたいにお酒を飲んでですか?」
Eさん「…ああ、そうなんだ」
Eさんは数年前から慢性膵炎を患っており、過去にいくつかの病院にかかっていたそうですが現在は治療を受けていないとのことでした。
隊長「分かりました、それではアルコールが原因になっている可能性が高そうですね、他にご病気はありませんか?」
Eさん「肺炎になって入院したことがある」
隊長「それはいつの話ですか?」
Eさん「2ヶ月くらい前」
一番最近、医療機関にかかったのは肺炎で、2ヶ月くらい前までY病院に入院していたとのことでした。
隊長「なるほど、分かりました。でも肺炎で入院されていた時も膵炎の方も治療してもらっていたのですよね?」
Eさん「うん、まあ…」
隊長「それではY病院に連絡してみましょうか?」
Eさん「いや…もっと近くはないかな?」
隊長「Y病院は救急病院ですし、それにそこまで遠くもないですよ、Y病院は嫌ですか?」
Eさん「嫌と言うか…」
やっぱり言葉を濁すYさん、入院歴のある病院にどうも行きたがらないこの様子、こんな事案にはたまに出会います。かなり話が見えてきました。
隊長「Y病院には2ヶ月くらい前まで入院されていたのですよね?何か診てもらえないような事があるのですか?」
Eさん「いや…別に…でも多分見てくれないと思うんだよなぁ」
どうもはっきりとしないEさん、本人もY病院に行きたくないとは言わないのです。腹痛の原因と思われる膵炎をこの前まで治療してもらっていた医療機関です。直近の医療機関ではありませんが遠くはありません、まず入院暦のあるY病院に連絡をとってみることにしました。

 病院連絡
隊員「…と言う患者さんです。2ヶ月くらい前までそちらで肺炎を治療してもらっていたとの事です」
看護師「分かりました、当院に入院されていたのですね?患者さんのお名前を教えてもらえますか?」
隊員「はい、Eさんと仰います」
看護師「Eさん?どこかで聞いたことがあるような…少しお待ちください」
どこかで聞いた事があるね…と言うことは有名人、救急隊が関わる有名人はいつも悪い方、悪名がとどろいている方です。今、電話の向こうでブラックリストを開いて確認している絵が浮かんできます…。
看護師「お待たせしました、Eさんですよね?生年月日は○年○月○日?」
隊員「はい、そうです、間違いありません」
看護師「当院ではお受けできません、ブラックです」
隊員「(ああやっぱりね)そうですか、どうにか診察して頂けませんか?」
隊員も一応一押ししてみます。
看護師「無理です!」
看護師はきっぱりと応えるのでした…。
看護師「この方はですね…確かに2月前まで肺炎で入院されています、それで…入院中にお酒を飲んでトラブルを起こしています、しかも1度や2度ではありませんよ、お酒が飲めないのが嫌だったみたいよ、自己退院しています」
隊員「はぁそうですか、それでは受け入れては頂けませんね?」
看護師「はい、他を当たってください」
退院「分かりました、またよろしくお願いします」
やっぱりブラックだったか、はぁぁ…。

 救急車内
隊員「Eさん、Y病院は先生に退院してよいと言われて退院した訳ではないようですね、入院中にお酒を召し上がったんですって?Y病院ではもう診られないと言われましたよ」
Eさん「そうだろうなぁ」
やれやれ…まるで人ごとです…。
隊長「Eさん、あなたの話ですよ、Y病院は自己退院したのね?何で?」
Eさん「いや、肺炎の方はもう良くなったし、もう良いんじゃないかってな」
隊長「…それはもう退院しても良いだろうと自分で判断したってこと?それともお酒を飲んでもいいかなってこと?」
Eさん「う~ん、まあ、どっちもかな」
はぁぁ…困ったもんだ。。
隊長「ふぅ…Eさん、それはどっちもダメだから、お医者さんの許しなしに勝手に退院することも、入院中の人がお酒を飲むことも、特にあなたは膵炎なのですよね?」
Eさん「いや、それは分かっているんだけどな…」
隊長「Eさん、本当のことを話してくださいよ、同じようなことでもう診てくれないような病院はありませんか?他にもトラブルになったことのある医療機関はありませんか?」
Eさん「いや…実はな…」
Eさんはここ数ヶ月の話を始めました。EさんはY病院を自己退院した後、自宅に戻り再びいつもの生活に戻ったそうです。当然、毎日お酒も飲むようになり、今日のような腹痛を起こすことも何度かあったそうです。その度に自分で様々な医療機関を受診していたとの事でした。痛みがひどい時には救急車で医療機関に搬送されたことも何度かあったようです。慢性膵炎の方が様々な医療機関を受診する…これはよくある話です。なるほどね、やっぱりそういう事か。
隊長「分かりました、ここ2ヶ月、あちこちの病院にかかっているのですね?それはあなたの希望するする事と先生の治療方針が合わなかったという事ですね?」
Eさん「うん、まあそうだな」
隊長「Eさん、教えてください、あなたが病院に行きたい目的は何ですか?」


 今回もクエスチョン編とアンサー編に分けて更新します。私も似たような現場に何度となく出場しています。またこのEさんのような方は常習者であることも非常に多いのです。Eさんもそうでしたが、救急要請をしなくても自分で様々な医療機関を受診することも多いです。救急隊の方、病院に勤務されている方ならすぐに分かると思います。Eさんの目的は何でしょうか?救急救命士の待機室にコメントをお願いいたします。みなさまからのたくさんのコメントをお待ちしています。


(2009.12.10アンサー編追記)

Eさん「いや…この痛みをどうにかしてもらえればそれでいいんだ」
隊長「それは…お薬を使ってほしいってことですか?」
Eさん「ああ、ソセゴン®を打ってくれればそれでいい」
やっぱりそういうことか…。ソセゴン®は麻薬類似薬であるペンタゾシンという薬の事です。強い鎮痛作用があり、個人差があるようですが、人によっては非常に良く効き、実際にEさんのこの上腹部痛はペンタゾシンを使うと嘘のようになくなるのだそうです。
隊長「入院が必要か、どんなお薬を使うか、そういった治療方針は先生が診察して判断することです。だから救急隊がソセゴン®を使ってくれる医療機関を選定するなんて事はできませんよ」
Eさん「そうか…、ただソセゴン®を使ってくれればすぐに良くなるんだ」
隊長「Eさんそれはね、ただ痛みが取れただけですよ、根本は何も解決になっていませんよ」
Eさん「それはいつだか医者にも言われたことがあるんだ、ただ痛くて仕方がないから…」
時々激痛に顔を歪めるEさん、耐え難い上腹部の痛みがあるのは事実でしょう。Eさんの希望はこの痛みを取ってくれれば良いと言うこと。ただそれはただの対処に過ぎません。
隊長「ここふた月いろいろな医療機関を受診されたと言っていましたね?どの病院もソセゴン®を打ってくれた訳ではなかったでしょう?」
Eさん「そうなんだ…」
Eさんによれば訪れた病院でソセゴン®を打つように希望し、断られた際にはだいたいトラブルとなり、時には点滴を自分で抜いて帰ってきた事もあったそうです。
隊長「Eさん、私たちはこれからあなたを診察してくれる病院を探します。ただ、先ほども言ったようにあなたが希望するとおりにソセゴン®を使ってくれる医療機関を探すなんて事はできません、それは先生が診察して決めることです。あなたも希望が通らないからって今までみたいに病院を飛び出したりするなんて事はしないで下さい、いいですね?」
Eさん「…分かった」
隊長「ふぅ…、Eさん、悪いことは言わない、しっかり膵炎の治療を受けないとダメだよ、薬で痛みを取って、それでまた酒を飲んでいたんじゃどんどん悪くなってしまうよ」
Eさん「うん…」
本当に分かっているのでしょうか…。ただ、Eさんは私たちに暴言を吐いたりするような事はいっさいありませんでした。本人もこのままではいけないって思っているのかもしれません。それでもどうにもならない、そんな負の連鎖に陥っているのかもしれません。さてと…問題は病院選定、これまでの経過を説明すれば…こりゃ一筋縄ではいきそうにないぞ…。

 病院選定
予想通りこれまでの経過を説明すればどこも受け入れてはくれないのでした…。トラブルの可能性大の患者をこの時間にわざわざ受け入れてくれる医療機関を探す事がどれだけ難しいか…。たらい回し、受け入れ拒否、医師が悪い、制度が悪いとまさに今、社会問題になっていますが、このように様々な要因が絡んでいる事もあるのです。悪いのは病院?医師?救急隊?何か違う気がしてしまう…。
隊員「○救急隊です、患者さんのお願いです」
看護師「○救急隊?ずいぶん遠くですね、どうしてうちなの?」
隊員「いえね、そちらで9件目の選定なのですよ」
看護師「はあ、そうですか、どのような患者さんですか?」
これまでの経過を説明します。
隊員「…という患者さんなのですが、診察していただけませんか?」
看護師「患者さんは痛みを取ってくれれば良いって言うのね、お薬を使うかどうかは先生の判断ですよ、それに多分、先生は使わないと思うわ」
隊員「ええ、治療方針は先生が決めることだと言うことはご本人にも話してあります」
看護師「…少しお待ちください、今、先生に聞いてみますから」
隊員「はい、お願いします」
ふぅ…ここもダメだろうか?いくつの医療機関に断られるのだろう…。
医師「お電話変わりました当直医です、看護師から話は伺いました、ずいぶん選定しているんだって?」
隊員「ええ、先生、そちらで9件目になります、どうにか診察してはいただけませんか?」
医師「いいですよ、診ましょう。ただねソセゴン®は使わない、痛みに関しては対処はするけど、私が診察するからにはしっかりと治療するから、だから患者さんにしっかりとした治療を受ける意志があるならどうぞいらしてくださいと伝えてください、その辺りをよく理解してもらってください」
隊員「本当ですか先生!ありがとうございます、このままお待ちいただけますか?今、ご本人に説明しますから」
医師「ええ、どうぞ」
なんて素晴らしい先生なのでしょう。どの医療機関もトラブルになるからと敬遠する中、私がしっかり治療すると言ってくれています。
隊員「Eさん、今、○病院の先生が電話に出てくれています。こちらの先生がしっかりと治療してくれるって言っていますよ、ただソセゴン®は使わないって、それをご理解頂けるなら診察してくださるそうです、いいですね?」
Eさん「ソセゴン®じゃないと効かないんだよ」
隊長「Eさん、さっきも言ったようにそれはただ痛みを取るだけだよ、原因をしっかり治療しないとダメだ、あなたもそれは分かっているのでしょ?」
Eさん「…」
どうしてもソセゴン®を使ってほしいと渋るEさん…。隊長の説得がしばらく続きました。
隊員「先生、お待たせしてすみません、もう少しお待ちください」
医師「ええ、どうぞ」
隊長「さっきも言ったけど、どちらにしても救急隊はソセゴン®を使ってくれる医療機関を探すなんて事はできない、その痛みは身体の悲鳴なんだよ、薬で誤魔化しても良くなんてならない、こんな事を続けていても身体は悪くなる一方だよ、ちゃんと治療してもらおう、なあEさん、○病院に行こう」
Eさん「分かった…」

 病院到着
医師「今日も大分お飲みになっているね、こんな事をしていたら病気は悪くなる一方ですよ」
Eさん「ええ…それは分かってはいるのだけど…」
医師「分かってはいるけどお酒は止められないかい?今まで病院でペンタゾシンを使ってもらって痛みがとれるとどうしていたの?また飲んでしまっていたのではありませんか?」
Eさん「…そうです」
医師「そう…あなたには膵炎の治療だけじゃなくてお酒の方も治療が必要かもしれないね」
「上腹部痛 軽症」

 帰署途上
隊長「慢性膵炎による痛みに間違いないだろうってさ」
隊員「そうでしょうね…時々ありますよね、この手の事案は」
隊長「ああ、この病院にもペンタゾシンが目的の患者は時々来るんだって、やっぱりトラブルが多いんだってさ」
隊員「そうでしょうね、それが分かっていてよく受け入れてくれましたね、良い先生ですね」
隊長「本当に良い先生だよ、今日は帰すみたいだけど明日また外来に来いってさ、アルコール依存の治療も必要かもしれないからそちらの科でも診察するように手配しておくってEさんに説明していたよ」
隊員「そうですね、Eさんの場合、アルコールを断って、治療はそこからなのでしょうね」
機関員「…問題はあのEさんが明日ちゃんと先生に言われたとおり外来に行くかどうかだけどな」
隊長「どうだろうなぁ?きっとこのままじゃいけないって、それは本人が一番分かってはいるだろうと思うんだよ、Eさんの意志次第だな」
機関員「明日、外来にかからなければ同じようなことを繰り返すことになるでしょ、そうなれば必然的にまたオレたちと顔を合わせる事になっちまうさ」
隊員「そうならないのがEさんにもオレたちにとっても良いのですけどね」

 Eさんの希望は『痛みをどうにかすること、ペンタゾシンを打ってくれること』でした。受け入れる医師はペンタゾシンは打たないと宣言し、救急隊もその旨を説得した上で搬送しました。患者のニーズに応えるのが医療従事者の使命、医師も救急隊もこの事案ではニーズに応えていないどころが無視しています。ニーズに応えようとしない医師も救急隊も間違っていると感じる方も中にはいるのではないでしょうか?しかし希望通りにするのが良いことなのでしょうか?それがニーズに応えると言う事なのか?

 Eさんが希望するようにただ痛みを取って帰せばまた同じようなことを繰り返すのは必至でしょう。トラブルを抱える患者、希望通りに痛みをとって帰した方がよっぽど楽だと思います。(それをすると頻繁に受診にやってくるようになってしまうのでしょうが…)でもそんなの治療じゃない、自分が診察するからにはしっかりとした治療をする、引き継いだ医師からはそんな崇高な想いを感じました。『今の状況をどうにかしなくてはいけない』Eさんの心の底にあるそんな本当にニーズに応えようとしている、私はこういう方こそ素晴らしいお医者さんだと思います。一方の私たち救急隊、仮に「いいよ、その痛みをどうにかしてあげる」そう言ってくれる医師がいたのならもちろん搬送している事でしょう。それが何の解決にも繋がらないと分かっていても…。

 明日、外来にかかれば今の生活をどうにかしてくれるかもしれない。でもしっかりした治療を受ければ酒は飲めなくなってしまう生活が待っている。果たしてEさんはどうしたのでしょうか?ただ、少なくともあれから私たちがEさんを扱う事は一度もありませんでした。

 この記事に対する皆さまからのご意見をお待ちしています。私たちの活動はどうでしょうか?医師の判断は?正しいか?それとも間違っている?患者のニーズって何?皆さまからの率直なご意見をお待ちしています。救急救命士の事後検証にてたくさんのコメントをお待ちしています。

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