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「プロトコール」の検索結果11件

まるで綱渡りだよな…

緊迫の現場 定期的に話題になる救急隊の受け入れ先が決まらない問題、「たらい回し」「受入れ拒否」と言うキーワードで伝えられることが多いです。この状況の中で不利益を受けているのは患者さん、そして辛い思いをしているのは、緊急車両であるにも関わらず現場を出発できない救急隊…。この手の問題で特に深刻だと感じる […]

本当に助けて良いんですか?

緊迫の救急現場 救急隊が判断する重要な項目のひとつに緊急度・重症度の判断があります。今にも呼吸も脈拍も止まってしまうかもしれない、既に心肺停止状態、そんな傷病者は3次医療機関へ早期に搬送する。救急救命士が活躍すべき現場なのですが、そんな現場も窮屈な時があって…。 出場指令 深夜の消防署に出場指令が鳴 […]

現場は迷いの中で

緊迫の現場 救急隊に求められていることは緊迫の現場であっても冷静沈着に判断し、そして安全に迅速に傷病者を医療機関へと送り届けることです。この判断が時には傷病者の生命、予後に大きく影響することだってあります。 とは言え、医師でも何でもない救急隊員たちが病態を推測することはあっても、診断することはないの […]

入ってこないで!

緊迫の現場 救急隊が出場していく現場はひとりの傷病者を扱うことが多く単隊活動がほとんどです。そんな中でも重症事案などではポンプ隊と連携活動することもあり、火災や救助活動などの災害現場ではポンプ隊、はしご隊、救助隊など様々な活動隊と連携活動することがあります。 消防署の仲間との連携はもちろんですが、他 […]

エピペンを使うぞ!

緊迫の救急現場 平成21年3月から救急救命士が行える処置に自己注射薬(エピペン)を使用した薬剤の投与が認められるようになりました。これは救急救命士が心肺停止に陥っていない傷病者に認められたはじめての処置です。 エピペンとはハチ毒、食べ物、薬物などのアレルギーでアナフィラキシーになった症状の重い傷病者 […]

まだ行けない

仰天の現場 救急隊の活動は医学的な根拠に基づいたプロトコールに従い傷病者にとって何がベストなのかを判断します。 なぜ、このような活動をしたのか?なぜ、こんな判断をしたのか?医師から問われた時、理論的に説明ができる必要があります。 ところが、現場は理屈じゃ回らないことなんてたくさんあって…。この時の経 […]

社会死状態とは

用語解説 死亡を判断できるのは医師だけです。 社会死状態とは、医師の診断を必要とせず、誰もが明らかに亡くなっていると判断できる状態のことを指します。蘇生が不可能な状態を指し、救急隊は蘇生措置や医療機関への搬送を行いません。 社会死の要件 社会死の判断基準は地域のプロトコールで定められており、社会死の […]

プロトコール

救急救命士とは 活動や処置の根拠 病院前救護のプロトコールとは救急活動基準もしくは救急処置基準とも言われるものです。簡単に言えば救急隊員たちが従わなければならないルールのことです。 プロトコールの作成は地域メディカルコントロール協議会の重要な責務となっています。プロトコールは、傷病者に影響を与える行 […]

続・何となく何かヤバイ…

緊迫の現場 この記事をお読みになる前に何となく何かヤバイ…をご覧下さい。続編となります。 車内収容 Tさんを車内収容し受け入れ先の選定を始めました。 隊長「さて、どうしたものかな?」隊員「肝硬変は間違いないとして…血圧は低いですがショックと言うほどではないし、3次選定するにはちょっと…」隊長「そうだ […]

住民のニーズに応えるということ

救命士のこぼれ話 「救急隊は人間愛を持って傷病者に接するべきである」 「時代の変化に的確に対応し、住民のニーズに応える行政サービスを行うべきである」 そういった事の積み重ねが住民からの信頼を得られることに繋がるのです。 当たり前の事ですが、当たり前の事ほど難しく、いつも何かの機会がある度に確認するこ […]