生きるべき傷病者なのか?それとも…
緊迫の現場 救急隊が判断する大変重要な項目のひとつに医療機関の選定があります。傷病者を適切に観察し様々なものを考慮して病院を選定します。病院選定の過程では常に葛藤と迷いがつきまといます。今回は明らかに重症と判断できるのですが、簡単にはいかない現場の話です。 出場指令 この日は休日の夜、消防署に出場指 […]
緊迫の現場 救急隊が判断する大変重要な項目のひとつに医療機関の選定があります。傷病者を適切に観察し様々なものを考慮して病院を選定します。病院選定の過程では常に葛藤と迷いがつきまといます。今回は明らかに重症と判断できるのですが、簡単にはいかない現場の話です。 出場指令 この日は休日の夜、消防署に出場指 […]
救命士のこぼれ話 「救急隊は人間愛を持って傷病者に接するべきである」 「時代の変化に的確に対応し、住民のニーズに応える行政サービスを行うべきである」 そういった事の積み重ねが住民からの信頼を得られることに繋がるのです。 当たり前の事ですが、当たり前の事ほど難しく、いつも何かの機会がある度に確認するこ […]
緊迫の救急現場 救急隊が判断する重要な項目のひとつに緊急度・重症度の判断があります。今にも呼吸も脈拍も止まってしまうかもしれない、既に心肺停止状態、そんな傷病者は3次医療機関へ早期に搬送する。救急救命士が活躍すべき現場なのですが、そんな現場も窮屈な時があって…。 出場指令 深夜の消防署に出場指令が鳴 […]
緊迫の現場 この記事をお読みになる前に何となく何かヤバイ…をご覧下さい。続編となります。 車内収容 Tさんを車内収容し受け入れ先の選定を始めました。 隊長「さて、どうしたものかな?」隊員「肝硬変は間違いないとして…血圧は低いですがショックと言うほどではないし、3次選定するにはちょっと…」隊長「そうだ […]