用語解説
心臓喘息(しんぞうぜんそく)とは、名前に「喘息」とついていますが、実は「気管支喘息」とは原因が違います。心臓喘息は心臓の病気が原因で起こる症状です。
- 心臓の働きが弱くなり、血液をうまく全身に送れなくなると、肺に水分がたまります。
- その結果、息苦しさや「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という喘鳴(ぜんめい)が出て、まるで喘息のような症状になります。
- 特に夜や横になったときに息苦しくなりやすいのが特徴です。
気管支喘息との違い
心臓喘息 | 気管支喘息 | |
---|---|---|
原因 | 心臓の働きが悪い | 気道の炎症やアレルギー |
主な症状 | 息苦しさ、喘鳴、夜間悪化 | 咳、喘鳴、息苦しさ、アレルギー体質 |
治療 | 心臓の治療が中心 | 気道の炎症を抑える薬が中心 |
119番通報する前に1秒だけ考えてほしい、大切な人がすぐ近くで倒れていないだろうか?今、本当に救急車が必要だろうか?と。
すべては救命のために
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