時事ネタ
埼玉・八潮陥没事故、発見の遺体を草加署に搬送 県「社会死状態であることを確認」
埼玉県八潮市で1月28日に県道が陥没しトラックが転落した事故で、県は2日、下水道管内でトラックの運転席部分に取り残されていたとみられる70代男性運転手の遺体を搬出したと発表した。
県は「今回の救助活動により、運転手とみられる方を救助し、社会死状態であることを確認した」としている。同日午前8時10分ごろ、事故現場から遺体を搬送する車が、草加署に向かった。
同日4時半ごろから救出作業を開始した。テントで覆われた現場から下水道管内に侵入したとみられる。ボンベを背負った消防隊員らが作業にあたっていた。
2025.5.2 産経新聞記事からの引用
2025年5月2日の産経新聞からの引用記事です。
1月末に起こった県道の陥没事故、転落し行方不明となっていた運転手が発見されたという記事。3ヶ月もの間救出できなかった心が痛む内容でした。亡くなられた方、そのご家族には本当にお悔やみ申し上げます。
他の新聞社では「救急隊が死亡確認した」と表現されることが多い中、この産経新聞記事では「県が社会死状態であることを確認」とされています。ご遺体は医療機関に搬送されることなく警察署に搬送されています。
医療機関に搬送されれば医師が確認するので死亡確認です。救急隊が現場で社会死と判断すれば、医療機関へは不搬送となり医師に管理下に行くことはありません。ご遺体は警察署に搬送することになります。救急車は救命するための車両なので、ご遺体の搬送に当たることはありません。産経新聞さん、正確な表現での記事をありがとうございます。(社会死状態とは)
3ヶ月もの間、下水道に取り残されてしまった要救助者、その家族の心情を思うと辛いです。現場で救出に尽力した救助隊の方達にも本当に頭が下がる思いです。奇跡が起こらなかったのが残念でした。
119番通報する前に1秒だけ考えてほしい、 大切な人がすぐ近くで倒れていないだろうか?今、本当に救急車が必要だろうか?と。
すべては救命のために
この記事に対するご意見・ご感想をお待ちしています。SNSでのコメントを頂けると嬉しいです。