救命の立役者は何もない
緊迫の現場 何が欲しい?地位、名誉、お金?持っているものは本当に大切なもの?欲しいものは本当に必要なもの?救急隊をやっていると考えさせられることに出会ってしまう。 出場指令 この日1件目の出場指令です。春の暖かい日差しが降り注ぐとても過ごしやすい日でした。 「救急出場、⚪︎町⚪︎丁目…△公園、男性は […]
緊迫の現場 何が欲しい?地位、名誉、お金?持っているものは本当に大切なもの?欲しいものは本当に必要なもの?救急隊をやっていると考えさせられることに出会ってしまう。 出場指令 この日1件目の出場指令です。春の暖かい日差しが降り注ぐとても過ごしやすい日でした。 「救急出場、⚪︎町⚪︎丁目…△公園、男性は […]
溜息の現場 1年を通して救急隊を遠慮なく利用するホームレスたち、それでもやはり特に寒い季節に要請することが多いように感じます。寒い季節は、どうにかして入院し暖かいベッドと食事にありつきたい、だから入院できるところに連れて行け、そんなケースが増えるのです。 出場指令 早朝の消防署に出場指令が鳴り響きま […]
救命士のこぼれ話 消防署での昼休み、今日は珍しく消防署の仲間と昼食が摂れていました。 お昼のニュース、路上生活者の社会復帰を支援するNPOやボランティア、公的機関での取り組みが紹介されていました。不況が続く中、今こそこういった活動が特に必要だ。こういった支援を受けて社会復帰を遂げた人が紹介され、まだ […]
溜息の現場 彼は救急隊にはもちろんのこと医療機関にも超有名人です。私たちには”常習者”と呼ばれ、周辺医療機関には”ブラック”と呼ばれています。ブラックとは… 出場指令 町がうっすらと明るくなり始めた早朝、消防署に出場指令が鳴り響きました。 「救急出場、○町○丁、○駅前交番に急病人、Aさん男性は気分が […]
溜息の現場 地域防災の標語のひとつに「自助・共助・公助」と言う言葉がります。これは震災などの大規模災害に見舞われた際、まずは「自助」自分の身は自分で守り、次に「共助」地域の人と助け合い、最後に「公助」公の助けがあると言うものです。 順番がどうにもおかしい…そんなお話です。消防署に出場指令が鳴り響きま […]