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救急車

みかんをくわえて

仰天の現場 まだ救急隊員になりたての頃の話、首吊りは初めての経験でした。 出場指令  「救急隊、消防隊出場、○町○マンション○号室、縊首(いしゅ:首吊りのこと)警察電話」 ◯町は隣の署の管轄区域、近くの消防隊と救急隊に出場指令がかかりました。 現場到着 現場のマンションの前にはパトカーが停車しており […]

は?だったら他の病院に行く!

溜息の現場 「三重県松坂市の3基幹病院が、入院を要さないような救急搬送患者からも選定療養費を徴収する」と言うニュースが救急車有料化の賛否を呼び話題になっています。2016年からコンビニ受診の抑止のため大病院は、選定療養費を徴収することが義務化しています。 実はこの選定療養費を救急搬送患者からも徴収す […]

救急車呼んだが入院は不要→7700円を徴収へ 三重・松阪の3病院

時事ネタ  救急医療を担う三重県松阪市内の3基幹病院は、救急搬送された患者のうち、入院に至らなかった軽症患者から保険適用外の「選定療養費」として1人(件)につき7700円(税込み)を6月1日から徴収する。救急車を安易に利用する「コンビニ受診」を減らすのが目的だ。  3基幹病院は、済生会松阪総合病院( […]

救急隊も真っ黒

溜息の現場 師走らしからぬ暖かい日差し、気持ち良い気候のこんな日でも救急車を呼ばなければならなくなるほど具合が悪い人はいる訳で… 出場指令 「救急隊出場、〇町〇丁目…▲駅北口路上、男性は脱力、腹痛、通報は本人から」 指令先の▲駅は隣接する消防署の担当区域、10分はかからず到着できる地域です。救急隊員 […]

これで救急車ではキリがないでしょ?

溜息の現場 不適切な救急利用に時にイライラしてしまう救急隊、怒りを感じる時だってあります。それは受け入れる側の医師や看護師も同じで、何でそんなことで救急車なの?そんな利用を許し続けている救急隊にも問題があるんじゃないの?そんな不満をぶつけられることだってあります。でもこの日は… 出場指令 夜も更けて […]

ふぅ、間に合った

溜息の現場 救急車は緊急事態の傷病者を一刻も早く病院に搬送することが使命です。だから緊急走行が許され、一般車両のドライバーたちは道を譲ってくれるのです。病院が遠ければ、医師引継ぎまでの時間は長くなる訳で、それは傷病者のリスクです。だから原則、医療機関は現場からの近くから順に選定します。 緊急事態の判 […]

は?知らねえよ!

溜息の現場 老人ホームで介護士が高齢者に暴行、そんな報道にコメンテーターがけしからんと怒りをあらわにしています。確かにけしからん、でもどんな背景があるのだろう?あの現場には、そんな背景のひとかけらがあったのだろうか? 出場指令 「救急出場、〇町〇丁目…路上、高齢男性は転倒し受傷、通報は通行人男性」 […]

認知症と7カ月

仰天の現場 高齢化社会が進む中、救急隊が扱う事案もかなりの頻度でお年寄りであることが多いです。時に高齢者しか扱わない日がある時まであるくらいです。そんな救急隊にとっては日常である高齢者の活動、この時は理解を超えていて… 出場指令 「救急出場、○町路上、高齢男性は意識あるも倒れているもの、通報は通行人 […]

救急車の到着20年で3分遅く…

時事ネタ 救急車の現場到着が年々、遅くなっている。通報を受けてからの所要時間は平均9分半と、この20年で約3分長くなった。通報件数の増加が要因で、津市が救急車到着までの救急活動を消防団に担ってもらう取り組みを始めるなど、各地の消防が対応を迫られている。 導入の背景には、救急車の現場到着までの時間が延 […]

我関せず、フィーバー

仰天の現場 隣の住人、さあ?名前も顔も知りません。都会で救急隊なんてしていると、町の人は他人になんて関心がないのだなと痛感することがよくあります。ただ、この事案は大都市、田舎町にきっと関係ない。みなさんとっても集中していて、周りの人がどうなっていようとそれどころではないのです。我関せず。 出場指令 […]