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救急車

超~恥ずかしい~

溜息の現場 救急車を要請する人は様々です。傷病者自身、家族、友人、見ず知らずの通行人など第3者が要請する場合も多くあります。 様々なケースで様々な人が要請する救急車、「これは救急車を呼ぶべきだ」と感じる要因も要請する人の数だけあるのかもしれません。今回のお話はひとりを除いて「何で救急車なの?」周りの […]

300万円くらいあるんですけど…

仰天の現場 消防官は住民の生命、身体、財産を守ることが仕事です。火災の現場では、人命救助が最優先、人命危険がないと確認できたら延焼防止、住民の財産を守ることも大切な使命です。 この順序は救急隊もまったく同じで、当然、人命が最優先、次に財産を守ること。傷病者の持ち物は?自宅に鍵はかけたか?火の元は大丈 […]

救急車横転事故の結果…

時事ネタ 救急車出動件数が去年上回る過去最多ペース 不要不急の119番通報控えて 東京消防庁 今年に入ってから5月までの都内の救急車の出動件数が、過去最多だった去年を上回るペースで推移していることがわかりました。東京消防庁は、不要不急の119番通報を控えるように呼びかけています。 去年1年間の都内の […]

とっとと他の病院に連れていけ

溜息の現場 救急隊の例外的な活動に転院搬送と呼ばれるものがあります。診察した患者さんが科目外や重傷度が高すぎて対応できない、もっと大きな高度な処置のできる病院で対応する必要がある場合など、医師が判断し移送するため救急隊を要請するものです。(参考:緊迫の転院搬送) 転院搬送では出場先はクリニックや病院 […]

捨てられて6万8千円也

溜息の現場 歓楽街を管内に抱える救急隊を悩ませるのは何と言っても酩酊者、酔っ払いです。その大きな要因は深夜の要請が多く、暴言、暴力などのトラブルが多いこと。 根本的な問題を言えば、つい先ほどまで大酒を飲めるほど元気な方である訳です。そもそも本来元気な人が救急車なんて呼んだらダメ…。 大人だから飲むこ […]

17時間連続勤務の果て、救急車横転事故

時事ネタ 【独自】「起こるべくして起こった」救急車の“居眠り”横転事故 隊員は約17時間ぶっ続けで活動…コロナ第8波の過酷な勤務実態 去年の年末、都内で発生した救急車の横転事故の原因が救急隊員の居眠り運転とみられることが分かりました。隊員らは事故発生までにおよそ17時間にわたりほぼ休みなく […]

いつか来る終わり

救急救命士のこぼれ話 私が救急隊を志して救急車に乗車し始めた10年以上の前の話です。あの頃からは様々な対策で少しずつ改善している救急隊を取り巻く環境、一方で増え続ける出場件数に対策が追い付いていない現実も様々あって… 帰署途上 クラクションが鳴った。クラクションが鳴っている…?あれ?あれ?ここどこだ […]

帰ってきた常習者

溜息の現場 ホームレスのAさんは酒を飲んでは気持ちが悪いと救急車を要請する、そんな事を1日に2度3度と続ける大常習者です。家族との記念日は忘れてしまっても…彼の誕生日まで覚えてしまうほどです。 毎日毎日119番要請するAさんは、ある時には仲間のホームレスを殴り受傷させ救急隊が駆けつけることもあるので […]

悪いのは誰かじゃなくて

溜息の現場 新型コロナウイルスが猛威を振るう中、全国の罹患者もうなぎ上りの状況で医療機関がひっ迫しています。救急隊の出場率も高まり続け、これまでに増して救急隊は出ずっぱりの状況が続いています。これは、救急車の不適切な利用に合わせて、コロナ禍が故の理由もあって…。 出場指令 「救急出場、〇町〇丁目…、 […]

誰かの犠牲ち

緊迫の現場 新型コロナウイルスが蔓延する中、救急隊の稼働率が注目されるようになりました。運用できる救急車がゼロになっている、運用率が99%に達しているなど、危機的状況を発信している消防本部もあります。 確かにコロナ禍で酷い状況ではありますが、運用率が90%超えが常態化しているような地域は以前からある […]