ペットボトル症候群とケトアシドーシス

用語解説

清涼飲料水飲み過ぎてケトアシドーシスになる仕組み。

  1. 清涼飲料水には非常に多くの糖分(例:500mlのコーラに56gの糖分)が含まれているため、大量に飲むと血糖値が急激に上昇します。
  2. 急激に血糖に対して高く、膵臓のインスリン分泌が追いつかず、インスリンが足りない、あるいは働きが低下します。糖が細胞に取り込まれなくなり、エネルギー源としては使えません。
  3. 血液中の高濃度の糖を薄くするために、体は尿として多量の水分を排出します(多尿)。
  4. 喉のフキを癒すためにさらに甘い清涼飲料水を飲み、多飲・多尿の悪循環が発生し、血糖値はさらに上昇します。
  5. エネルギー不足を補うために、体は脂肪を分解してケトン体という酸性物質を許します。これが血液中にあり、血液のpHが低下(酸性化)します。
  6. これがケトアシドーシスであり、倦怠感や腹痛、吐き気、意識障害などの重篤な症状を覚悟します。

この一連の流れは「ペットボトル症候群」とも呼ばれ、特に糖尿病の存在がない人や若い人の間で問題となっています。 予防には、水やお茶など糖分を含まない飲み物に切り替えることが重要です。

要約すると、清涼飲料の過剰な糖分摂取が大幅な高血糖を踏まえて、インスリン不足により糖が使えなくなることで脂肪分解とケトン体増加が増大し、血液の酸性化(ケトアシドーシス)に至るのが仕組みです。

119番通報する前に1秒だけ考えてほしい、 大切な人がすぐ近くで倒れていないだろうか?今、本当に救急車が必要だろうか?と。
すべては救命のために
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