CATEGORY

用語解説

救急隊がよく使う用語です。専門用語もあるので、なるべく簡単に解説します。

ペンタゾシン

用語解説 慢性膵炎が長期に続いた傷病者では、麻薬類似薬であるペンタゾシン(ソセゴン®)中毒になっている場合がある。 そのような傷病者では、ペンタゾシン注射を目的に頻繁に受診したり、数箇所の病院を渡り歩く傾向がある。また、救急依頼をしてかかりつけでない救急医療機関への搬送を強く求めることもある。 また […]

ロードアンドゴー

用語解説-救急隊が使う言葉- 重症外傷現場においては生命に関わる損傷の観察・処置のみを行い、他の観察・処置はすべて省略し、5分以内に現場を出発することめざすというものです。 乱暴な言い方をすれば命に関わらないような処置は省略し、救命のための処置のみを行い急いで病院に搬送すると言う考え方です。 まさに […]

PEA 無脈性電気活動

用語解説-救急隊が使う言葉- 無脈性電気活動(PEA)は、心臓の電気活動は保たれてVF/無脈性VT以外の何らかの波形が心電図上に認められるのに、心臓からの有効な拍出がないため、脈拍が触知されない状態。 総頸動脈で脈拍が触知できない状態、心肺蘇生法が必要。

ジャパンコーマスケール JCS

用語解説-救急隊が使う言葉- 傷病者の意識の状態を10段階で表す指標です。 ゼロを意識清明と評価し後は以下のように評価します。JCS(3-3-9度方式)と表現されます。 Ⅰ桁 刺激しないでも覚醒している状態1.だいたい意識清明だが今ひとつはっきりしない2.見当識障害がある3.自分の名前、生年月日が言 […]

酩酊

用語解説-救急隊が使う言葉- めいていと読みます。 お酒が入りろれつが回らないような状態。 簡単に言うと酔っ払いのことです。

内視鏡

用語解説 内視鏡は、先端に小型カメラを内蔵した管を口や肛門より挿入し、食道、胃、十二指腸や大腸の内部を観察し、時には治療を行うもの。

肝硬変

用語解説-救急隊が使う言葉- レバー肉をイメージすると、肝臓、すなわちレバーはちょうど少し堅めの豆腐程度の固さです。それが文字通り、石のように固くなってしまう病気です。 肝臓は多数の肝細胞の集合体ですが、様々な理由でその肝細胞が破壊された際、通常は肝細胞が再生されるるのですが、破壊を引き起こす原因や […]

腹壁静脈怒張

用語解説-救急隊が使う言葉- 進行した肝硬変の傷病者にみられる腹壁静脈怒張は臍周囲から放射状にみられ、これを「メズサの頭」と呼ぶ。 メズサとはギリシア神話に出てくる女性であり、頭がへびで、見る人を石に変えたと言われた。メデューサなどとも呼ばれることもあります。 保険証が使えない―メズサの頭が著明であ […]

CPRとは

用語解説-救急隊が使う言葉- CPR(Cardio-Pulmonary Resuscitationの略) 心肺停止状態の傷病者に対して行う心配蘇生処置のこと。 救急隊はアンビューマスクを用いた人工呼吸、胸骨圧迫心マッサージを行います。

CPAとは

用語解説-救急隊が使う言葉- CPA(cardiopulmonary arrestの略) 呼吸も脈拍もない状態。 心肺停止状態のこと。