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救命士のこぼれ話

救急救命士たちの日常、意外と知らないこぼれ話

誰かの決断を待っている

救命士のこぼれ話 このお話はローテーションは歪を生んで、多数決は歪を生まないの続きです。 これまでの日常をひっくり返した新型コロナウイルスの蔓延、パンデミックの猛威は例外なく消防署にも降りかかったのでした。罹患したり、濃厚接触者になったりと、出勤できない者が続出していました。救急資格を持つ者は正規・ […]

多数決は歪を生まない

救命士のこぼれ話 この記事はローテーションは歪を生んでの続きです。 先日の会議の結果 先日の会議でこれからの救急隊の労務管理についての方針が決定した。交替乗務をさらに推進し、署全体で救急隊の労務管理の課題に取り組んでいく。これまで救急車に乗務する機会のなかった者も、救急資格者は月に数度は救急車に乗務 […]

ローテーションは歪を生んで

救命士のこぼれ話 救急資格を取ってきたばかりの後輩が救急隊の予備隊員として救急車に乗車するようになりました。この日、正規の救急隊員の私は彼と入れ替わってポンプ隊の隊員を務めていました。 消防署の様々な隊の中でも出場件数、稼働時間がぶっちぎりの救急隊、隊員の労務管理やこれから救急隊を目指す者の育成のた […]

住民のニーズに応えるということ

「救急隊は人間愛を持って傷病者に接するべきである」 「時代の変化に的確に対応し、住民のニーズに応える行政サービスを行うべきである」 そういった事の積み重ねが住民からの信頼を得られることに繋がるのです。 当たり前の事ですが、当たり前の事ほど難しく、いつも何かの機会がある度に確認すること。こんなことは耳 […]

思いやりの一言、それが大切

救命士のこぼれ話 生活の中でちょっとした気遣い、相手を思いやる一言がとても大切であると感じることがあります。そんな一言がある人とない人との差はけっこう大きいものです。 私も救急隊の活動の中で思いやりのある一言を大切にといつも意識しています。それは、私が見てきたデキる先輩たちはこの一言がさりげなく出る […]

下手すりゃうん千万だぜ

救急救命士のこぼれ話 どの仕事でもその職業に就いているからこそ知っていること、見えてくるものがあるものです。誰もが仕事での経験や知識が日常で役立ったなんて経験があるのではないでしょうか? それは救急隊の仕事にも当てはまるもので、例えば具合が悪い時には病院に行くべきか否かの判断ができるようになったり、 […]

消防官の父親に求められているもの

救命士のこぼれ話 今日は私がまだ救急車に乗ることもできない新人消防士の頃の懐かしいお話です。 交替制勤務の消防署員は24時間、消防署に待機し出場に備えています。待機している時間には、事務仕事をしたり食事や仮眠など仕事と共に生活があります。そこには訓練や体力練成も含まれています。 消防署の仕事は地域を […]

また路上生活するつもりかい?

救命士のこぼれ話 消防署での昼休み、今日は珍しく消防署の仲間と昼食が摂れていました。 お昼のニュース、路上生活者の社会復帰を支援するNPOやボランティア、公的機関での取り組みが紹介されていました。不況が続く中、今こそこういった活動が特に必要だ。こういった支援を受けて社会復帰を遂げた人が紹介され、まだ […]

この国には希望がある

救命士のこぼれ話 どの仕事にもやりがいを感じる報われる瞬間があります。人命救助を生業にする私たち消防官にとって、それが達成された時、何にも代えがたいやりがいがあります。しかし、そうではない現場であっても輝きはあるもので… 出場指令 「救急出場、〇町〇丁目…T方、80代女性は全身の痛み、通報は往診中の […]

当たり前って何だっけ?

救命士のこぼれ話 病院の駐車場 医療機関に到着、傷病者を処置台に移しました。 隊員、機関員は ストレッチャーの消毒や資器材の点検など次の出場体制を整えます。 隊長は医師に引き継ぎ中です。 機関員「熱っぢぃ~…夕方だっていうのにまだ30℃超えてるぜ」隊員「ええ、だからこの忙しさですね…、一度は署に戻り […]