睫毛反応

用語解説

睫毛反応(しょうもうはんしゃ)とは、睫毛(まつ毛)を指などで軽く触れた際に、無意識にまばたきをする反射動作のことです。この反射は三叉神経を通じて刺激が脳幹(橋)に伝わり、顔面神経がまぶたを閉じる命令を出す仕組みで機能します。

臨床的意義

意識レベルの評価や脳幹機能の確認に用いられ、中枢神経障害や死亡時にはこの反射が消失します。看護現場では、JCS(日本昏睡スケール)やGCS(グラスゴー・コマ・スケール)の補助として、痛み刺激に反応しない場合に脳幹反射(睫毛反射、対光反射、角膜反射など)をチェックします。​

関連反射との違い

対光反射(光を瞳孔に当てて瞳孔が収縮する)と異なり、睫毛反射は主に脳幹の橋を評価し、看取りや死亡確認時にも併用されます。正常時は即時まばたきが観察され、消失時は瞳孔散大や呼吸停止と合わせて医師の判断材料となります。

119番通報する前に1秒だけ考えてほしい、 大切な人がすぐ近くで倒れていないだろうか?今、本当に救急車が必要だろうか?と。
すべては救命のために
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