震災を経て

時事ネタ

お久しぶりです。パラメディック119管理人のパラ吉です。半年近くもの間、当サイトの更新を怠っていました。当サイトをご覧頂いている方には申し訳ありませんでした。

様々な要因がありましたが3月11日に起こった大震災がその大きな要因です。この大震災で亡くなられた方、またそのご家族、今も避難所生活をされている方々、たくさんの苦しんでいる方々のご冥福を陰ながらお祈りいたします。

この震災で私も改めて考えさせられるものがたくさんありました。私の仲間も被災地に派遣され、凄惨な現場を目の当たりにして帰ってきました。故郷が東北にあり、家族と連絡が取れないままに働いている者もいました。消防官の宿命であると思いつつも辛い思い、悔しい思いがありました。

現場で活動する中で、改めて果たしてこれで良いのだろうか?考えさせられること、疑問に感じることがたくさんたくさんありました。

現場でこんな事が主訴って方たちがいます。「花粉症が辛くて息ぐるしいんです」「これから入院する予定になっていますから、雨も降っているし…」「ひとりでいると不安なんです」…どれもご本人には辛いSOSなのかもしれませんが、東北で家が流され、家族が流され、SOSも叫べない人がたくさんいるって言うのに…。

一方で、「被災地ではもっと苦しんでいる人がいるって言うのにこんなことで119してしまってすみません」と言う方が多かったのも印象的でした。そんな方に限って「いえいえ…これは救急車を呼んでいただかないといけないと思いますよ」我慢なんてしないでもっと早く呼んでくれれば良かったのに…。

当サイトでは救急車を適性に使ってほしいと訴え続けていますが、この震災を経て改めて感じたのは、救急車を適正に利用することは何よりみんなのため、住民全体の利益のために必要であると言うことです。今のままこの町に震災が起こったらどうなるのだろう…?

改めてここをご覧のみなさんにお願いしたいと思います。救急車は住民の共有財産です。必要な人が必要な時にのみ使わないと本当に必要な方のところに駆けつけられなくなってしまいます。

また、少しずつ、現場の経験を元としたお話を紹介させてもらい、そんな事をみなさんに考えてもらえたらと思います。

119番通報する前に1秒だけ考えてほしい、 大切な人がすぐ近くで倒れていないだろうか?今、本当に救急車が必要だろうか?と。
すべては救命のために
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