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特定行為

救急救命士の特定行為?やめて下さい!

緊迫の現場 消防官が何があっても現場に急行するのは人命がかかっているから、すべては救命のために、人命のために最善を尽くすこと…。そうとは限らない現場の話ー。 出場指令 深夜に差し掛かろうとしている時間帯、消防署に出場指令が鳴り響きました。 「救急出場⚪︎町⚪︎丁目、T方、高齢女性は呼吸苦、通報は家族 […]

何でもかんでも救命なのかな?

救命士のこぼれ話 もう随分と前の話です。同じ消防署の消防隊との連携活動、高齢の方の心肺停止事案から帰ってきた時でした。まだ駆け出しの頃、私は正規の救急隊員になったばかりでした。一緒に勤務していた消防隊の後輩は救急資格を取ってきたばかりの予備救急隊員でした。 消防署の事務室 後輩「お疲れ様でした、どう […]

助けられなくても意味はあったか?

緊迫の現場 救急隊が目指しているのは救命です。しかし、それができる時は本当に少なくて… 出場指令 「救急出場、◯町◯丁目◯番、△ビル7階、□株式会社に急病人、男性は倒れたもの」 との指令に私たち救急隊は出場しました。出場してすぐに救急車の無線機が鳴りました。 本部「現場より119番の第2報を入電、傷 […]

父も歩けるまで回復しました

救急救命士のこぼれ話 特に新人の消防士にとって多大な影響を与えるのが隊長です。消防署で右も左も分からない状態の時に、はじめて組んだ隊長や先輩は将来進むべき道すら決めることになるほどに多大な影響を与えることが多いです。 私は駆け出しの救急隊員の時、尊敬できる救急隊長の下で仕事をさせていただいたことで、 […]

最後の言葉

緊迫の救急現場 いつかの帰署途上 隊長「 この前の隊長会議、新人のSは呑み込みが悪いって話になってな」機関員「Sくん?そんな感じはしないけどな」隊長「ポンプ隊長の指導が甘いからだって、厳しさがないと部下は育たないって言うわけよ、で、オレは言ったんだよ、そればっかりじゃ今の若い子たちには合わないって」 […]

実証研究実施へ―救急救命士の処置範囲拡大

時事ネタ 3行為の実証研究実施へ―救急救命士の処置範囲拡大で 厚生労働省の「救急救命士の業務のあり方等に関する検討会」は3月17日の会合で、同検討会の報告書を大筋でまとめた。報告書には、処置範囲拡大の検討対象になっていた「心肺機能停止前の静脈路確保と輸液の実施」など3行為について、いずれも処置範囲に […]

救急救命士の業務拡大で議論開始

時事ネタ  厚生労働省の「救急救命士の業務のあり方等に関する検討会」は3月25日、初会合を開き、救急救命士の業務拡大をめぐる議論を開始した。具体的には、「心肺機能停止前の静脈路確保と輸液の実施」など3つの処置の有効性や安全性、業務を拡大する場合に必要な教育体制などについて議論する。  座長に選ばれた […]

救急救命士の特定行為

救急救命士とは 救急技術員資格を有する一般の救急隊員と救急救命士の最も違うところは救急救命士には特定行為が許されていることです。では、救急救命士のみが行うことを許される特定行為とはどのようなものなのでしょうか。 救急救命士法第2条にて「厚生労働大臣の免許を受けて、医師の指示の下に、救急救命処置を行う […]

お父さん死なないで

緊迫の現場 忘れられない現場、いつまでも心に突き刺さる辛い思い出、そんな経験をするのは救急隊の宿命です。それに…忘れてはならない理由があるー。 出場指令 深夜の消防署に指令が鳴り響きました。 「救急出場、⚪︎町⚪︎丁目…K方、男性は頭痛、通報は妻から」 現場は担当する管内、消防署からは5、6分で到着 […]