2021年
想定外を想定するには
緊迫の現場 事実は小説より奇なりとはよく言ったもので、現場で起こる想定外の事態は想像を超えることがあります。でも、プロは想定外を想定する。想定外を想定するには、経験を積む度に考え続けること、いつも学ぶこと、感じること、そんなことを繰り返していくことで磨かれていく第六感のようなものが大切です。この感覚 […]
ゴミ屋敷を超えて、止まる
仰天の現場 救急隊は想像を絶する非現実的な現場に出場することがあります。そんな非現実のひとつがゴミ屋敷と言って相応しい家です。傷病者が物に埋もれていて、どこにいるのか分からないなんてこともあります。私も救急隊員になるまでそんな家は本当に特殊で、非現実的な場所だと思っていたのですが、救急隊とっては珍し […]
誰かが呼んだと思って…
仰天の現場 救急車が駆け付ける現場は緊急事態、冷静な判断や普通のことだと思うことができないことがむしろ当たり前、そんな前提に立たないといけません。救急隊員たちにとってはそれが日常であっても、119番通報する人にとってはそれは一生に1回かもしれない非日常です。それは肝に銘じないといけない、でもせめて、 […]
家族がミイラ化していても
仰天の現場 消防署の車庫前、交替のため昨日の当務員と今日の当務員が整列します。温かい日差しが各車両を照らしていますが、真冬のアスファルトは凍り付いており寒さが骨身に染みます、寒い…。整列して間もなく、この日の激務を告げる出場指令が流れました。 出場指令 「救急隊、消防隊出場、〇町〇丁目…高齢男性、自 […]
また路上生活するつもりかい?
救命士のこぼれ話 消防署での昼休み、今日は珍しく消防署の仲間と昼食が摂れていました。 お昼のニュース、路上生活者の社会復帰を支援するNPOやボランティア、公的機関での取り組みが紹介されていました。不況が続く中、今こそこういった活動が特に必要だ。こういった支援を受けて社会復帰を遂げた人が紹介され、まだ […]
こんなに感動するなんて…
緊迫の現場 救急隊の仕事は救命すること。命の危険に瀕している傷病者を救うこと。死に抗うこと。しかし、どんな仕事もそうであるようにキラリと光る成果は一握り、死に直面することばかり。そんな中、キラリと光る死とは逆の現場の話です。 出場指令 深夜の消防署に出場指令が鳴り響きました。 「救急隊、消防隊出場、 […]
保険証が使えない…その後
仰天の現場 このお話は保険証が使えないの続きです。 あれから何カ月経ったでしょうか…。救急隊が社会問題の最前線に出場することなんて日常のこと、あくせくした日常の中で、あの日のことなんて忘れていました。最初に思い出すのはいつも…。 出場指令 昼間の消防署に出場指令が鳴り響きました。 「 救急隊、ポンプ […]







