救急車呼んだものの緊急性なし「ためらい」防ぐ
時事ネタ 学校で救急車呼んだものの「緊急性なし」と料金徴収のケース、水戸市が全額補助へ…教員らの「ためらい」防ぐ 緊急性がないのに大病院へ救急搬送された患者を対象に徴収する「選定療養費」を巡り、水戸市は学校側が救急搬送を要請し、徴収対象となった場合に保護者の支払い分を全額補助する制度を始めた。学校側 […]
タクシーが捕まらなかったから
溜息の現場 救急隊員たちが思わず溜息を溢してしまう定番のキーワードがあります。その中の代表格と言えば… 出場指令 「救急隊出場、⚪︎町⚪︎丁目…H方、男性は指を受傷、通報はHさん本人から」 夜の8時頃、小雨が舞う中の出場でした。出場途上、通報電話番号に連絡しました。 出場途上、119コールバック 隊 […]
この人覚醒剤の反応がありますよ
仰天の現場 この職に就くことがなければ一生関わることのない仰天の現場があります。救急隊は関わるべきではない人とも関わってしまうことがあります。 出場指令 「救助活動、○町○丁目…高速道路上り車線○料金所付近、トラック単独の交通事故、脱出不能」 との指令に同じ消防署の消防隊、救助隊と複数の隊に出場命 […]
「10時間以上戻れないことも」病院内での休憩
時事ネタ 救急隊員「10時間以上戻れないことも」…長崎市消防局が病院内での休憩を試行、出動増で疲弊の緩和へ 相次ぐ出動で救急隊員が食事や水分をとれない状況を改善しようと、長崎市消防局(管内・長崎、長与、時津3市町)は隊員が搬送先の病院の休憩スペースなどを利用する取り組みを試行的に始めた。出動件数が […]
病院までもたないぞ…
緊迫の現場 単隊活動が多い救急隊ですが、火災や救助など災害現場では様々な隊と連携活動する事案もあります。怪我人、急病人の対応は救急隊、火災は放水を担当する消防隊、救助は様々な救助資器材を扱う救助隊、それぞれの隊がメインとなり活動することが多いです。ただどの隊も行き着く目的は同じです。すべては傷病者の […]
どうする?隊長の指示は?
救命士のこぼれ話 消防署の仕事は隊単位で進めることばかりでチームワークが重要です。チームワークの醸成には常日頃からのコミュニケーションが非常に重要ですが、出場件数、稼働時間もぶっちぎりの救急隊は交替乗務、ローテーション乗務などと呼ばれる取り組みもあり、いつも同じメンバーで編成できないことも多いです。 […]
続・突然の背部痛、足背触れず
ケーススタディ 突然の背部痛、足背触れずの解答編です。 この活動の迷いどころは選定です。3次医療機関か循環器の専門処置ができる医療機関にすべきか。ただ、Tさんお宅の近くには3次の機能もCCUもある大病院ありました。連絡するとすぐに受け入れるとの回答が得られました。 医療機関到着 医師「本当だ、足背動 […]
八潮陥没事故「社会死状態であることを確認」
時事ネタ 埼玉・八潮陥没事故、発見の遺体を草加署に搬送 県「社会死状態であることを確認」 埼玉県八潮市で1月28日に県道が陥没しトラックが転落した事故で、県は2日、下水道管内でトラックの運転席部分に取り残されていたとみられる70代男性運転手の遺体を搬出したと発表した。 県は「今回の救助活動により、運 […]
何でもかんでも救命なのかな?
救命士のこぼれ話 もう随分と前の話です。同じ消防署の消防隊との連携活動、高齢の方の心肺停止事案から帰ってきた時でした。まだ駆け出しの頃、私は正規の救急隊員になったばかりでした。一緒に勤務していた消防隊の後輩は救急資格を取ってきたばかりの予備救急隊員でした。 消防署の事務室 後輩「お疲れ様でした、どう […]