続・インフルエンザのやせ型男性、実は…

ケーススタディ インフルエンザの痩せ型男性、実は…の続きです。 自身で119番通報し、救急隊到着時には身支度を整えて自宅前で待っていた若い男性です。緊急性の乏しい軽傷傷病者と思っていたのに、隊長はまさかの3次医療機関の選定を判断したのでした。 医療機関到着 救命医「バイタルサインは悪くなさそうだね? […]

インフルエンザのやせ型男性、実は…

ケーススタディ 救急車の適正利用が課題である大きな要因は、全国的にも年々増え続けている救急出場件数、その中でも安定して推移しているのは搬送者に占める軽症者の割合です。 軽傷とは入院の必要がないと判断される傷病者のこと。この割合はずっと50%程度で推移しています。10件の出場で5~6人はその日のうちに […]

生きるべき傷病者なのか?それとも…

緊迫の現場 救急隊が判断する大変重要な項目のひとつに医療機関の選定があります。傷病者を適切に観察し様々なものを考慮して病院を選定します。病院選定の過程では常に葛藤と迷いがつきまといます。今回は明らかに重症と判断できるのですが、簡単にはいかない現場の話です。 出場指令 この日は休日の夜、消防署に出場指 […]

救急搬送の逼迫 自治体の試み注視して

時事ネタ (社説)救急搬送の逼迫 自治体の試み 注視して  茨城県内の病院で、救急搬送された患者に緊急性がないと判断すれば、紹介状なしに受診した際に発生する「選定療養費」を請求する運用が昨年末から始まった。同じような試みは三重県松阪市内の病院でも行われている。  救急車の安易な利用を減らすために既存 […]

呼吸が止まり、脈拍が止まり…

緊迫の現場 緊迫の現場では1分1秒で命の駆け引きがあります。1秒でも早く搬送か?ここで1分を使ってでも処置を優先すべきなのか?救急隊はその知識、経験から数秒間でそれを判断します。今回のお話はまさに1分1秒を争う事案です。 出場指令 「救急隊、消防隊出場、⚪︎町⚪︎丁目…H方、男性は意識なし、通報は家 […]

救急車「30人待ち」、搬送まで4時間

時事ネタ 救急車「30人待ち」、搬送まで4時間 インフル猛威、札幌で出動急増 緊急性高い患者に影響も 札幌市のインフルエンザ患者数が過去最多を更新する中、同市内で救急車の出動が急増している。昨年12月の救急車の出動件数は1万1690件(速報値)で、同月の過去最多を更新。全ての救急車が出動して「30人 […]

切れてしまった鎖

緊迫の現場 年々増え続ける救急車の出場件数、全国各地の消防本部もあの手この手と増え続ける需要に応えるために様々な対策を打ってはいますが、救急車の稼働率が100%となってしまう事態や119番通報が繋がりづらくなってしまう事態まで起こり始めてきました。こんな状況の時、現場ではどんなことが起こるのでしょう […]

「救急搬送困難事案」も急増 ひっきりなしに鳴り続ける119番通報

時事ネタ 「救急搬送困難事案」も急増 ひっきりなしに鳴り続ける119番通報 名古屋 名古屋市内の昨年1年間の救急出動件数は16万件を超え、過去最多を更新しました。 患者の急増で、時間帯によっては救急車がひっ迫することも。指令センターにカメラが密着しました。 ひっきりなしに鳴り続ける電話。ここは名古屋 […]

救急車炎上事故 『ほぼ仮眠なしで20時間勤務し往復100km』

時事ネタ 出動中の救急車が炎上した事故 運転の隊員は『ほぼ仮眠なしで20時間勤務し往復100km』背景に“地域の医師不足”の声(FNNプライムオンライン) 岐阜県下呂市の国道41号で12月10日早朝、救急車がガードパイプに衝突して炎上し、乗っていた救急隊員など男女3人がケガをしました。運転していた2 […]

救急車が事故で炎上 医師ら3人けが 岐阜 下呂

時事ネタ 救急車が事故で炎上 医師ら3人けが 岐阜下呂 10日朝、岐阜県下呂市の国道で、救急車が道路脇のガードパイプに衝突して炎上する事故があり、乗っていた医師や救急隊員など3人がけがをしました。 10日午前5時前、下呂市萩原町の国道41号線で、救急車が道路脇のガードパイプに衝突し炎上しました。 消 […]