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2023年8月

よーいドンで出られない

救命士のこぼれ話 既に3連続の出場、医療機関に到着した時には正午を回っていました。隊長は医師引継ぎに、隊員と機関員は次の出場に備え、この活動で使用した資器材の整備、消毒、救急車内の清掃に当たっていました。 隊員「この暑さ異常ですよ…、熱中症患者が増えるのも納得です」機関員「ああ、そうだな…でも今の傷 […]

死ぬって言って電話を切って

溜息の現場 119番の通報者は、傷病者本人、家族、そこにたまたま立ち会った第3者など様々です。状況から自自分の判断で通報する人もいれば、現場の詳細がまったく分からないまま通報に至る場合もあります。頼まれ通報と呼ばれるケースでは、通報者はそもそも現場にいないこともあるです。今回のケースではまさに通報者 […]

出動重なり疲労蓄積で注意力散漫になった可能性

時事ネタ 消防署に帰る途中に事故…患者搬送終えた救急車が電柱に衝突 出動重なり疲労蓄積で注意力散漫になった可能性 8月1日、三重県桑名市で患者の搬送を終えて消防署に戻る途中の救急車が、電柱に衝突しました。乗っていた救急隊員3人にケガはありませんでした。 1日午前5時前、桑名市桑部の県道で、桑名市消防 […]

超~恥ずかしい~

溜息の現場 救急車を要請する人は様々です。傷病者自身、家族、友人、見ず知らずの通行人など第3者が要請する場合も多くあります。 様々なケースで様々な人が要請する救急車、「これは救急車を呼ぶべきだ」と感じる要因も要請する人の数だけあるのかもしれません。今回のお話はひとりを除いて「何で救急車なの?」周りの […]