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溜息の現場

殺してくれないか

溜息の現場 救急隊は緊急の方の下に駆けつけ、人命のために全力を注ぐことが使命です。救急隊員たちはそのために厳しい選抜試験や研修、国家試験などを経て救急車で日夜戦っています。そんな努力も虚しく、この救急車内でいったいどれだけの方が亡くなっていったことでしょうか。 泣き叫ぶ家族の願いも虚しくいっこうに回 […]

緊急性は?困った下り転院搬送

溜息の現場 救急隊が行う例外的な活動のひとつに転院搬送があります。医療機関にいる患者が緊急に他医療機関で専門の処置を必要とする場合、医師からの要請で行うものです。 緊迫の転院搬送と言うお話で、私たち救急隊も納得の上り転院搬送のお話をさせていただいています。このお話を読んでもらえば、本来の転院搬送の趣 […]

なんか…診察とかもういいかも

溜息の現場 119番通報の内容だけで現場が見えること、想像できることはけっこうあるものです。 「…通報は本人から」これだけで傷病者は少なくとも自身で電話を操作し、自身がいる場所を伝えることができる状態、意識はしっかりしているのだろうと想像できます。 「…肺炎の疑い、通報は往診の医師から」とか「…転倒 […]

とりあえず一服させてくんない?

溜息の現場 生涯に1度使うか使わないかの救急車、そんな救急車でのルールなんて、知らないのが当たり前です。しかし、郷に入らずんれば郷に従えです。従ってもらわなければならないルールがあります。 救急車には酸素ボンベが積載されており、車内での喫煙は危険があり禁煙車両です。喫煙者が適切に節度を持った喫煙が推 […]

ふぅ…間に合った

溜息の現場 救急車は緊急事態の傷病者を一刻も早く病院に搬送することが使命です。だから緊急走行が許され、一般車両のドライバーたちは道を譲ってくれるのです。病院が遠ければ、医師引継ぎまでの時間は長くなる訳で、それは傷病者のリスクです。だから原則、医療機関は現場からの近くから順に選定します。 緊急事態の判 […]

超ウケる~本当に呼んだの~

溜息の現場 どの現場で活動していても、近くの家で生死を彷徨う重症な方が出ることがあります。不適切な救急要請が繰り返されると、この家への救護の手は間違いなく遠のいてしまう。より遠くの救急車が向かわなければならなくなってしまう。だから、救急車を呼ぶ前に1秒だけ考えてほしい。本当に今、救急車が必要なのか? […]

あなたの家族でも同じようにするの?

溜息の現場 判断に迷ったり、どうすべきか困った時には一度立ち止まって、傷病者が自分の家族だったらどうするだろうと考える。傷病者の利益を第一に活動すればそれが最適解になる。お世話になった隊長や先輩方にそんな指導を受けてきました。 「目の前の人が自分の家族ならどうするかと考える」こんなことは救急隊だから […]

その辺りにいるはずなんだけど

溜息の現場 どの町に勤務しても、いつも救急隊を困らせる酔っ払い。歓楽街を管内に持つ救急隊はその頻度が高いです。傷病者が酔っ払いと言うだけでも十分困りものなのに、仲間が元気な酔っ払いだとさらに困った事案になることが多く、時に暴言や罵声を浴びることもあります。今回も仲間が要請をしたのですが…。 出場指令 […]

死ぬって言って電話を切って

溜息の現場 119番の通報者は、傷病者本人、家族、そこにたまたま立ち会った第3者など様々です。状況から自自分の判断で通報する人もいれば、現場の詳細がまったく分からないまま通報に至る場合もあります。頼まれ通報と呼ばれるケースでは、通報者はそもそも現場にいないこともあるです。今回のケースではまさに通報者 […]

とっとと他の病院に連れて行け

溜息の現場 救急隊の例外的な活動に転院搬送と呼ばれるものがあります。診察した患者さんが科目外や重傷度が高すぎて対応できない、もっと大きな高度な処置のできる病院で対応する必要がある場合など、医師が判断し移送するため救急隊を要請するものです。(参考:緊迫の転院搬送) 転院搬送では出場先はクリニックや病院 […]