ごめんなさいとありがとう
緊迫の現場 救急隊に限らず消防官の仕事は人命救助です。大きな仕事の成果はより多くの失敗や課題、悔しい思いが支えている。劇的な人命救助の影には圧倒的に多くのどうにもならない現場があるのです。どうにもならなかった時の話です。 出場指令 「⚪︎隊、⚪︎隊、⚪︎救助隊…救急隊出場、⚪︎町⚪︎丁目…▲駅、人と […]
緊迫の現場 救急隊に限らず消防官の仕事は人命救助です。大きな仕事の成果はより多くの失敗や課題、悔しい思いが支えている。劇的な人命救助の影には圧倒的に多くのどうにもならない現場があるのです。どうにもならなかった時の話です。 出場指令 「⚪︎隊、⚪︎隊、⚪︎救助隊…救急隊出場、⚪︎町⚪︎丁目…▲駅、人と […]
緊迫の現場 救急隊とは決して切り離せないアルコールに関わるトラブル、当サイトでもアルコールに関わるトラブルを抱えた様々な事案を紹介してきました。そんな人たちが至る最後の場面のお話です。 出場指令 「救急出場、○町○丁目○番地E方、男性は動けないもの、通報は家族女性から」 との指令に救急隊は出場しまし […]
時事ネタ 暴行や土下座 26件認定 消防ハラスメント 上司3人から 百条委報告 西臼杵広域行政事務組合消防本部のパワハラ問題を調査している同組合議会の特別委員会(百条委員会)は3日、上司3人による職員への暴行や土下座の強要、侮辱発言など計26件のハラスメントを認定したとする最終報告を公表した。 […]
ケーススタディ インフルエンザの痩せ型男性、実は…の続きです。 自身で119番通報し、救急隊到着時には身支度を整えて自宅前で待っていた若い男性です。緊急性の乏しい軽傷傷病者と思っていたのに、隊長はまさかの3次医療機関の選定を判断したのでした。 医療機関到着 救命医「バイタルサインは悪くなさそうだね? […]
緊迫の現場 救急隊が判断する大変重要な項目のひとつに医療機関の選定があります。傷病者を適切に観察し様々なものを考慮して病院を選定します。病院選定の過程では常に葛藤と迷いがつきまといます。今回は明らかに重症と判断できるのですが、簡単にはいかない現場の話です。 出場指令 この日は休日の夜、消防署に出場指 […]
時事ネタ (社説)救急搬送の逼迫 自治体の試み 注視して 茨城県内の病院で、救急搬送された患者に緊急性がないと判断すれば、紹介状なしに受診した際に発生する「選定療養費」を請求する運用が昨年末から始まった。同じような試みは三重県松阪市内の病院でも行われている。 救急車の安易な利用を減らすために既存 […]
緊迫の現場 緊迫の現場では1分1秒で命の駆け引きがあります。1秒でも早く搬送か?ここで1分を使ってでも処置を優先すべきなのか?救急隊はその知識、経験から数秒間でそれを判断します。今回のお話はまさに1分1秒を争う事案です。 出場指令 「救急隊、消防隊出場、⚪︎町⚪︎丁目…H方、男性は意識なし、通報は家 […]
時事ネタ 救急車「30人待ち」、搬送まで4時間 インフル猛威、札幌で出動急増 緊急性高い患者に影響も 札幌市のインフルエンザ患者数が過去最多を更新する中、同市内で救急車の出動が急増している。昨年12月の救急車の出動件数は1万1690件(速報値)で、同月の過去最多を更新。全ての救急車が出動して「30人 […]
溜息の現場 救急隊の活動とは切っても切り離せない酔っ払いの対応、様々なタイプの酩酊者がいますが、最も手を焼くパターンは食って掛かってくるタイプ、とにかく好戦的な人です。 出場指令 「救急出場、◯町◯丁目◯番、歩行者とタクシーの交通事故、怪我人が1名、警察官から」 もう終電が終わっている時間、眠たい目 […]