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救急隊

119番通報つながらなくても

時事ネタ 119番通報つながらなくても「電話を切らずにお待ちください」東京消防庁の呼びかけが話題  東京消防庁の公式ツイッター(現X、@Tokyo_Fire_D)の投稿が注目を集めています。「119番通報をしてもつながりにくい場合がありますが、順次受け付けていますので、電話を切らずにお待ちください」 […]

捨てられて6万8千円也

溜息の現場 歓楽街を管内に抱える救急隊を悩ませるのは何と言っても酩酊者、酔っ払いです。その大きな要因は深夜の要請が多く、暴言、暴力などのトラブルが多いこと。 根本的な問題を言えば、つい先ほどまで大酒を飲めるほど元気な方である訳です。そもそも本来元気な人が救急車なんて呼んだらダメ…。 大人だから飲むこ […]

17時間連続勤務の果て、救急車横転事故

時事ネタ 【独自】「起こるべくして起こった」救急車の“居眠り”横転事故 隊員は約17時間ぶっ続けで活動…コロナ第8波の過酷な勤務実態 去年の年末、都内で発生した救急車の横転事故の原因が救急隊員の居眠り運転とみられることが分かりました。隊員らは事故発生までにおよそ17時間にわたりほぼ休みなく […]

いつか来る終わり

救急救命士のこぼれ話 私が救急隊を志して救急車に乗車し始めた10年以上の前の話です。あの頃からは様々な対策で少しずつ改善している救急隊を取り巻く環境、一方で増え続ける出場件数に対策が追い付いていない現実も様々あって… 帰署途上 クラクションが鳴った。クラクションが鳴っている…?あれ?あれ?ここどこだ […]

マジでこの国はどうなっているんだ

溜息の現場 新型コロナウイルスが猛威を振るう中、医療機関には患者が溢れ疲弊している。ただでさえいつもひっ迫状態の救急隊の運用率はさらに高まり、救急車が30分以上も駆け付けられない事態、そもそも向かわせる救急車がない状態まで起こっています。 マスコミもこの状況を伝え、全国各地の消防本部もこの危機的状況 […]

ローテーションは歪を生んで

救命士のこぼれ話 救急資格を取ってきたばかりの後輩が救急隊の予備隊員として救急車に乗車するようになりました。この日、正規の救急隊員の私は彼と入れ替わってポンプ隊の隊員を務めていました。 消防署の様々な隊の中でも出場件数、稼働時間がぶっちぎりの救急隊、隊員の労務管理やこれから救急隊を目指す者の育成のた […]

その辺りにいるはずなんだけど

溜息の現場 どの町に勤務しても、いつも救急隊を困らせる酔っ払い。歓楽街を管内に持つ救急隊はその頻度が高いです。傷病者が酔っ払いと言うだけでも十分困りものなのに、仲間が元気な酔っ払いだとさらに困った事案になることが多く、時に暴言や罵声を浴びることもあります。今回も仲間が要請をしたのですが…。 出場指令 […]

夫婦喧嘩の果てに

仰天の現場 仕事では仰天の現場に出かけていくことが多い救急隊ですが、プライベートは地味なものです。日曜日の夕方、家族との夕食、ありふれた平和な日常、サザエさんがやっている。ノリスケさんは喧嘩の仲裁名人、話に出てくる夫婦喧嘩は罵声と共に物が飛交う実にアニメらしいものでした。物が飛ぶ夫婦喧嘩か、そういえ […]

とりあえず一服させてくんない?

溜息の現場 生涯に1度使うか使わないかの救急車、そんな救急車でのルールなんて、知らないのが当たり前です。しかし、郷に入らずんれば郷に従えです。従ってもらわなければならないルールがあります。 救急車には酸素ボンベが積載されており、車内での喫煙は危険があり禁煙車両です。喫煙者が適切に節度を持った喫煙が推 […]

眠れなくてね…

緊迫の現場 1分1秒を争う緊迫の現場において、相談している暇はありません。だから現場は封建的で隊長の命令が絶対です。その代わり隊長は現場でのすべての責任を背負うのです。頼りになる隊長はいつも堂々としていて、強くたくましい、だから隊員たちも危険な現場でも迷わず従うことができるのです。でも、弱いところが […]