マジでこの国はどうなっているんだ
溜息の現場 新型コロナウイルスが猛威を振るう中、医療機関には患者が溢れ疲弊している。ただでさえいつもひっ迫状態の救急隊の運用率はさらに高まり、救急車が30分以上も駆け付けられない事態、そもそも向かわせる救急車がない状態まで起こっています。 マスコミもこの状況を伝え、全国各地の消防本部もこの危機的状況 […]
溜息の現場 新型コロナウイルスが猛威を振るう中、医療機関には患者が溢れ疲弊している。ただでさえいつもひっ迫状態の救急隊の運用率はさらに高まり、救急車が30分以上も駆け付けられない事態、そもそも向かわせる救急車がない状態まで起こっています。 マスコミもこの状況を伝え、全国各地の消防本部もこの危機的状況 […]
救命士のこぼれ話 このお話はローテーションは歪を生んで、多数決は歪を生まないの続きです。 これまでの日常をひっくり返した新型コロナウイルスの蔓延、パンデミックの猛威は例外なく消防署にも降りかかったのでした。罹患したり、濃厚接触者になったりと、出勤できない者が続出していました。救急資格を持つ者は正規・ […]
救命士のこぼれ話 この記事はローテーションは歪を生んでの続きです。 先日の会議の結果 先日の会議でこれからの救急隊の労務管理についての方針が決定した。交替乗務をさらに推進し、署全体で救急隊の労務管理の課題に取り組んでいく。これまで救急車に乗務する機会のなかった者も、救急資格者は月に数度は救急車に乗務 […]
救命士のこぼれ話 救急資格を取ってきたばかりの後輩が救急隊の予備隊員として救急車に乗車するようになりました。この日、正規の救急隊員の私は彼と入れ替わってポンプ隊の隊員を務めていました。 消防署の様々な隊の中でも出場件数、稼働時間がぶっちぎりの救急隊、隊員の労務管理やこれから救急隊を目指す者の育成のた […]
救命士のこぼれ話 「救急隊は人間愛を持って傷病者に接するべきである」 「時代の変化に的確に対応し、住民のニーズに応える行政サービスを行うべきである」 そういった事の積み重ねが住民からの信頼を得られることに繋がるのです。 当たり前の事ですが、当たり前の事ほど難しく、いつも何かの機会がある度に確認するこ […]
溜息の現場 どの町に勤務しても、いつも救急隊を困らせる酔っ払い。歓楽街を管内に持つ救急隊はその頻度が高いです。傷病者が酔っ払いと言うだけでも十分困りものなのに、仲間が元気な酔っ払いだとさらに困った事案になることが多く、時に暴言や罵声を浴びることもあります。今回も仲間が要請をしたのですが…。 出場指令 […]
仰天の現場 仰天してしまう現場に多々出会う救急隊、仰天とは、恐ろしいと感じる気持ちも含んでいたりして…。もう朝も近づいてきた深夜も深夜、消防署に出場指令が鳴り響きました。 出場指令 「救急出場、○町○丁目コンビニエンスストア、高齢の男性は頭部からの出血、通報は店員男性」 との指令に救急隊は出場しまし […]
緊迫の現場 コンビニに代表される24時間356日営業のお店、年末もお正月もお店が営業していないから困ってしまうなんてことはあまりなくなりました。そんな便利な時代がやってくるずっと前から24時間365日営業と言えば、消防署です。 朝、大交替 「本年も1年ありがとうございました、良いお年をお過ごしくださ […]